チームワークの重要性について

看護師は、入院している患者に対して、24時間の看護が必要です。
この24時間の看護をする為には、看護師同士が連携し、1つのチームとして患者に看護を行わなくてはいけません。
この連携ができていないと、患者に不安を与えてしまいます。
実際、チームワークが良くないと、医療ミスが起きやすいと言われています。
しかし、この連携が意外と難しく、コミュニケーション不足により、必要な情報が不足していたり、勘違いしたりする場合が多々あります。
自分の受け持ち以外の患者の対応時や、看護師同士で仕事を頼む時などでは、注意が必要です。
とはいえ、忙しさから情報が不十分なまま伝えていたり、伝えたつもりが相手にはうまく伝わっていない事も多くあるのが現状です。
また、確認を怠り、自己判断をしてしまう場合もあります。
チームワークが悪いというのは、足並みが揃っておらず、人間関係が上手くいっていない場合が考えられます。
疑問点があっても先輩や上司に聞きずらい環境になっていたり、高圧的な言動をしたり、チームワークを乱すような原因はたくさんあります。
悪気が無くても、事務的で冷たい印象を与える人がチーム内にいたら、周りは萎縮したり、緊張したり、コミュニケーションが取りづらくなってしまうのです。
一人一人がチームの一員であることを自覚し、自分がチーム内でどの様な役割を担っているかを把握することが良好な人間関係には必要です。
日頃からチーム内でフォローし合う関係性を築いておくことが、とても重要といえるでしょう。